【HSC】幼稚園選び。いつから?重視するポイントも!モンテッソーリ、シュタイナーはどう?

HSC

HSCにとって、新しい環境に馴染むことは難しいです。

私の息子は、幼稚園を決める間近になっても
なかなか母子分離ができませんでした。

そんな息子の幼稚園選びは困難で、

ご近所のふつうの幼稚園、
モンテッソーリ園、シュタイナー園
色々、見学に行き悩みました。

幸運なことに、
見学した中で、息子に最適な園に出会えました。

今回は、息子と私の幼稚園選びの経験をご紹介します。

【HSC】幼稚園選びはいつから始めればいい?

幼稚園選びは、
一般的に2歳頃から始まります。

しかし、0歳からでも
情報収集を始めるには
早ければ早い方が良いと思います。

インターネットで、
近隣の幼稚園をリストアップしたり

児童館などで、
幼稚園情報を聞くのもオススメです。

【HSC】幼稚園選びで重要なこと

幼稚園は、保育園より選択肢がある分、
選び方が難しいですよね。

ここでは、私が重視したこと、
幼稚園に通い始めてから大事だと感じたことを書きます。

幼稚園・園長先生の方針

幼稚園の方針は、HPに出ていますね。
幼稚園の理念や方針に、共感できるかは大切です。

幼稚園見学に行けば、
園長先生がお話しされると思いますので、

園長先生のお話の内容、
雰囲気をよくみておくことをお勧めします。

担任の先生は、毎年替わりますし、
担任の先生と相性が合わないこともあります。
(子どもも親も)

担任の先生と合わない時、
最後に相談する相手は園長先生です。

ユジャ
ユジャ

以前、虐待でニュースに出ていた幼稚園のHPに

「できない子もできる子にします」
と書かれていてゾッとしました。

幼児の「できない」とは
どういうことを指していたのでしょう。

先生の言う通りに
できない子・しない子のこと?

危ない幼稚園は、HPでも察することができます。

助成金対応の園かどうか

すばらしい幼稚園でも、
自治体の助成金対象外であることがあります。

私が見た幼稚園の中では、
シュタイナー園と本格的なモンテッソーリ園が
自治体の助成金対象外でした。

カリキュラムが特殊すぎると
助成金対象外になるようです。

助成金対象外か否かは、
直接聞かないと教えてくれないことも多いので
必ず、確認してくださいね。

ユジャ
ユジャ

息子の幼稚園候補の1つだった
本格的なモンテッソーリ園は、

助成金対象外で
月額5万円程でした。

月5万の出費があるかないかは
結構大きいですよね。

保育時間、預かり保育の利用方法、長期休みの対応

保育時間はもちろん
預かり保育の有無、利用方法も
しっかり把握しておくと良いです。

預かり保育の料金は、
共働きかどうかにも変わってきます。

家庭のライフスタイルに合う
幼稚園を選んでください。

長期休みに預かり保育を実施しているか否かも
重要です。

ユジャ
ユジャ

親の仕事だけでなく

急用などで、
預かり保育があると
助かることも多いです。

先生方の雰囲気・発達支援の知識があるか

幼稚園見学に行ったら、ぜひ先生方の雰囲気や
子ども達への接し方をみてください。

ユジャ
ユジャ

ママ友が見学した幼稚園では、

園庭で運動会の練習中、
四つん這いの姿勢になっていた子の手を

先生が足で動かしていたそうです。

一気に候補から外れたと言っていました。

先生方同士の、仲の良さも大事なポイントです。

若い先生が委縮していたり、
子や親の前で些細な事で注意されている園は危険です。
(実際そういう園あるんです)

先生の職場環境の良さは、子どもへも影響があります。
当たり前ですが、先生がしょっちゅう辞めている園は、
避けた方が無難です。

実際に通っている先輩ママからも
意見を聞けるとよいですね。

先生に発達支援の知識があるかないかは、
HSCの子にとって重要です。

HSCは発達障害とは異なりますが、
個別対応を必要とすることがあります。

幼稚園見学で『HSC』だと言う必要はありませんが
私の場合は「感覚過敏」というワードを出して
先生の反応を見ていました。

ユジャ
ユジャ

息子は、触覚の感覚過敏が少しあり、
お友達が急に近くに来ると怖がるのですが

大丈夫でしょうか?

誠意や理解のある先生は、
「どのように怖がりますか?」「声掛けを事前にするようにしますね」
など具体的な話をしてくださいました。

逆に、「子どもはみんなそうですよ」
みんな慣れれば大丈夫ですよ」など

『みんな』というワードが出てきたら、
私はちょっと危険だと思いました。

みんな同じを求める幼稚園では、
HSCの子は生活しづらいと分かっているからです。

園児の雰囲気、園児数

幼稚園見学では、
自分の子どもが実際に
登園していることを想像すると

違う見方ができると思います。

HSCの子の場合、
園児数は少ない方がおすすめです。

また、何でも自由な園よりは
1日のスケジュール、物の置き場所、持ち物など
ある程度、枠組みがある(固定している)方が
安心できる子が多いようです。

ユジャ
ユジャ

個人的に、素敵だと思った
どろんこ幼稚園があったのですが

わいわい自由すぎるところが、
息子は怖く感じたようでした。

個別対応についてどう考えているか

実際に、幼稚園の候補をしぼったら
個別相談の機会をもらって、

実際の困りごとや、
お願いしたいことを相談してみると良いと思います。

その時に、個別対応を快くしてくださる園かどうかは
これからの幼稚園生活で重要になってきます。

ユジャ
ユジャ

あれもこれもお願いすると、
園も戸惑ってしまうと思うので

本当にお願いしたいこと、
1つか2つに絞って
聞いてみることをお勧めします。

先輩ママに話しを聞いてみる

確かな幼稚園の情報は、
実際に通っている先輩ママから聞くのが1番です。

私は引っ越したばかりで
近所に知り合いも少なかったのですが

同じマンションの優しそうなママさんに
「その制服は○○幼稚園ですか?
私も検討しているんです」
など話しかけていました。

幼稚園選びで悩むのは、
親なら経験していることなので

みなさん、
快く色々教えてくださいました。

近所に聞く人が、見つからない場合は、
児童館の先生に相談するのも良いです。

先生が幼稚園を知らなくても、
子どもが幼稚園に通っているママを
紹介してくれたりします。

自治体で行っている幼稚園紹介のイベント等を
チェックすることもオススメです。

【HSC】幼稚園見学・ふつうの幼稚園はどう?

ご近所にある、一般的な幼稚園には2か所見学に行きました。

どちらも先輩ママの評判が良かったところです。

マンモス幼稚園

1つ目は、園児数が300人超えのマンモス園でした。

こども園ではありませんが、
預かり保育が充実していて、
幼稚園バスもありました。

パートで働くママに人気でした。
見学に行きましたが、
息子は、人数の多さに圧倒されていました。

クラスは20人程のようですが、
廊下や園庭では常に人が動いていて
息子は、きょろきょろして落ち着かない様子でした。

私としても、こんなに生徒数がいたら
担任の先生くらいしか、
子どものことを見てくれないだろうと感じました。

こじんまりした園だと、
全園児を全先生が把握している感じがあります。

ここはうちには向いていないと思いました。

どろんこ園

もう1つは、
先生がとても優しいことで有名な
自由保育の幼稚園でした。

「どろんこ園」という呼び名が合う

子どもが自由に
のびのび遊んでいて素敵な園でした。

私としては気に入ったのですが、
息子は自由すぎる園児たちを
「こわい」と思ったようで

「いやいや。帰る!」
となってしまいました。

先生方の印象は良かったので、
息子が慣れることを願い、最終候補の1つでした。

【HSC】幼稚園見学・シュタイナー園はどう?

シュタイナー教育は、
私が興味があり3ヶ月のプレスクールに通いました。

大人になってから、
シュタイナー教育を受けた人に出会ったのですが

みなさんとてもナチュラルで
素敵な人だったことから興味を持ちました。

ここは、自治体の助成金対象外で、
全額自費となるのですが

もし、ここしかないと思ったら、
節約して通わせる気持ちもありました。

結果として、息子はずっと嫌がって終わりました。(泣)

敷地が小さい幼稚園なので、
子ども同士の距離感が近いのが嫌だったようです。
(息子は触覚過敏から、同じ年くらいの子が
近くに来るのをこわがっていました。)

シュタイナー園は、
とってもやさしく穏やかな時間が
流れてるところでした。

どれだけシュタイナー哲学を
取り入れているかにもよりますが

自然食推奨だったり、
自然素材の玩具(木や布、木の実など)しか使わなかったり
「にじみ絵」と呼ばれる独特な絵画手法だったり

シュタイナー園に通わせるとなると、
気を遣うことが多いかもしれません。

【HSC】幼稚園見学・モンテッソーリ園はどう?

モンテッソーリ園は2つ見ていました。

本格的なモンテッソーリ園

1つ目は、本格的なモンテッソーリ園でした。
自治体の助成金対象外です。(全額自費)

園長先生はモンテッソーリ関連の多数の著作をお持ちで
本格的な教具や、独自の教具が揃っていました。

1家族ずつの園見学だったので、
園長先生の話をじっくり聞けました。

息子は教具に夢中で、集中していました。

そこも良かったのですが、残念だったのが
お外遊びの時間がないことでした。

施設が狭く庭がないので、
近くの公園に行くしかないのですが
行って帰るだけで時間がかかってしまうので
やめたそうです。

その代わり、晴れた日は、
園の終わりに、少し離れた公園まで
散歩がてら歩いて行って、
公園で親が待っているそうです。

遊びたい子は、そこで親と遊んで帰るのを
推奨しているとのことでした。

おしごと内容は、充実していても
お外遊びができないのは嫌だったので、やめました。

ふつうの幼稚園+モンテッソーリ園

もう1つは、一般的な幼稚園ですが、
モンテッソーリ教育を取り入れている園でした。
※自治体の助成金対象です。

結論から言うと、息子はこの園に決めました。

昔からある園で、敷地は広く、園児数は少なめでした。
空間的余裕は、息子にとって良いと思いました!

デメリットは、保育時間が短く
延長保育が使いにくい(使う人があまりいない)
ということでしたが、

うちの場合は、年少入園を諦めていた程なので
あまり気にしませんでした。

何より、「この園にしよう!」と思えたのは
ある先生の息子への対応でした。

幼稚園見学には20名程の子が来て、
モンテッソーリのおしごと体験をしたのですが

息子は案の定、
近くに他の子が来るとこわがって泣きました。

すると、先生が
「○○くん、大丈夫よ。先生見ない見ないからね。
こちらのお席にしましょうか」

と息子を刺激しないように
壁に面したテーブルとイスに座らせてくださったのです。
(息子用に改めてセッティングしてくださった)

息子は、壁しか見えない状態なので、
落ち着いて、おしごとをすることができました。

おしごとも、息子が飽きたかなというタイミングで
新しいおしごとをスッとテーブルに置いてくださり

説明の仕方もお上手で、
HSCへのサポートが神がかっていました。

こんなに落ち着いて、
息子が幼稚園に居られたことは初めてでした。

ユジャ
ユジャ

私が説明する前に、
先生が息子へ適切な対応をしてくださったことに

本当に驚きました。

プロの仕事を見た気がしました!

その先生に出会ってから、私の幼稚園選びは終わりました。
もう、ここしかないと思い、入園まで至りました。

今は、年長さんですが、本当にこの園にして良かったと心から思っています。

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