今日は『赤ちゃんでHSCと気付いた特徴:離乳食を全然食べない』というブログの続きです。
私の息子は、離乳食をほとんど食べられませんでした。
その理由が分からないまま、本当に悩んだのですが
息子が2歳の頃、発達支援アドバイザーのM先生と出会いました。
彼女は、私と息子の大恩人です(泣)
M先生は、発達支援の本場アメリカで学んだ方で、
息子さんもHSC(敏感タイプ)だったということです。
今日は、M先生から聞いたアドバイスと私が調べたことを中心に書いていきます。
【HSCの偏食】無理に食べさせないで大丈夫!
子どもが食べてくれないと、心配になって
無理に食べさせようとしてしまうことも多いと思います。
しかし、私がM先生に相談した時、第1に言われたのは
無理に食べさせないでね!
でした。
息子くんは、感覚過敏から来る偏食だから、
時期が来るまで、食べないよ。
「偏食」の悩みを伝えて、「感覚過敏」を教えてもらったのは初めてでした。
感覚過敏とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚などの諸感覚が過敏で、日常生活に困難さがある状態をいいます。感覚過敏は病名ではなく症状です。
「感覚過敏研究所」HPより引用
息子の場合は、味覚、嗅覚、触覚の感覚過敏から偏食がきているようでした。
この情報を得て、今まですべてのことがつながった感じがしました!
めちゃくちゃ腑に落ちました。
【HSC】感覚過敏から来る偏食の対応方法は?
発達支援最先端のアメリカでは、
小児科医に偏食だと伝えると、「feeding disorder(幼児摂食障害)」と診断されます。
その時に何を言われるかというと、
口の中を刺激してあげてね!
なんだそうです。
口の中には、様々な神経が詰まっているので、たくさん刺激してあげると感覚が育ち
受け入れられる食べ物も増えてくるそうです。
どうやって口の中を刺激するの?
口の中を刺激?
初めて聞くと、戸惑いますよね。
ですが、やり方は簡単です♪
大人が清潔なガーゼを巻いた指や、シリコンなどでできたベビー用ブラシで
お口全体をやさしくマッサージします。
歯だけでなく、歯茎や舌も刺激してください。
窒息に注意し、やさしく痛くないようにやってくださいね♪
↑↑オーガニックコットンなので安心ですね♪ |
↑↑口内刺激のためにあるようなお品で、オススメです♪ |
または、ベビー用歯ブラシを持たせて好きに自分で刺激するのを見守ります。
歯固めもオススメです!
↑↑リンゴちゃんが可愛いですね^^ |
↑↑これ、うちの子も使ってました♪写真撮っても可愛いんです^^ |
嫌がらなければ、ベビー用電動ブラシも効果的です。
(口の奥まで入る危険があるので、大人がやってくださいね♪)
↑↑替えブラシも380円程で売っているので、長く使えます。 うちは赤ちゃんの頃は嫌がって使えませんでしたが、 3歳くらいから使えるようになりました^^ |
アメリカでは、口内刺激用のセンサリートイが色々あるようなので、
日本でも種類が増えると良いですね。
感覚過敏は、発達障害の方に多い?
感覚過敏というと「発達障害」を連想される方も多いですよね。
確かに、発達障害の方は、感覚過敏をお持ちのことが多いようです。
しかし実際には、発達障害の有無にかかわらず、大なり小なり
多くの人に何かしらの感覚過敏があるようです。
例えば、
・柔軟剤の匂いで気分が悪くなる
・蛍光灯が苦手
・人込みだと落ち着かない
・服の素材によって、チクチクして着られない
・炭酸が飲めない
・眩しいのが苦手
など、自分や身近な人に当てはまることありませんか?
私は鼻が敏感なタイプです。みなさんはどうですか?
感覚過敏は病気?
感覚過敏自体は、病気ではありません。症状です。
自分や自分の子どもは、どんな敏感さを持っているのか認識しておくと
事前準備ができたり、周りへ理解を求めやすくなると思います。
例えば、、
鼻が敏感な息子は、
少し匂いのある、公衆トイレ等に行くと
「オエッ」と吐きそうになります。
だけど、トイレは行かないといけないですよね。
そういう時に、マスクをしたり鼻をつまむことを教えました。
そうすると、少しの間耐えられるようになりました。
自分の感覚過敏を知ると、生きやすくなると思います。